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コロニアルグラッサとは? 長持ちする屋根材の選択肢
2024.07.17
お役立ち情報
環境意識が高く、長期的なコスト削減と建物の耐久性を重視する住宅所有者の方々へ。
耐久性が高く、メンテナンスコストを抑えられる屋根材をお探しではありませんか?本記事では、持続可能な特性とコスト効率の良さを兼ね備えたスレート屋根材「コロニアルグラッサ」の利点について詳しく解説します。
住宅の屋根材選びは、長期的な視点で考える必要があります。
初期コストだけでなく、耐用年数やメンテナンス頻度なども重要な要素です。
そこで注目したいのが、ケイミュー株式会社が提供するスレート屋根材「コロニアルグラッサ」です。
その独自の無機三層構造により、長期的な耐久性とメンテナンスコストの削減を実現しています。
目次
□コロニアルグラッサとは?基本情報と構造特性を解説
コロニアルグラッサとは、ケイミュー株式会社が開発・販売しているスレート屋根材の一種です。
日本で最も普及している屋根材であるスレート屋根ですが、一般的に10年に1度の塗装メンテナンスが必要で、色褪せや苔の発生などの課題がありました。
しかし、コロニアルグラッサは独自の無機三層構造により、これらの問題を解決しています。
1:グラッサコートによる高い耐候性
コロニアルグラッサの表面は「グラッサコート」と呼ばれる特殊なコーティングが施されています。
このコーティングは紫外線のエネルギーよりも高い結合エネルギーを持つため、紫外線による劣化を防ぎます。
2:無機採石層の優れた耐食性
グラッサコートの下には「無機採石層」があります。
これは釉薬加工が施された細かい石の層で、非常に高い耐食性を誇ります。
そのため、色褪せを防ぐ効果があります。
3:無機化粧層によるセメントの保護
最下層には「無機化粧層」が配置されています。
この層はセメントの細孔から流出しにくい特性を持ち、屋根材の劣化を防ぐ役割を果たします。
この無機三層構造により、コロニアルグラッサは30年間色褪せないと言われています。
塗装メンテナンスの頻度を大幅に減らせるだけでなく、塗膜の劣化に伴う苔の繁殖や色褪せも抑制できます。
従来のスレート屋根のデメリットを解消した、革新的な屋根材と言えるでしょう。
□コロニアルグラッサのメリットとリアルなコスト感
コロニアルグラッサは、住宅所有者にとって多くのメリットをもたらします。
ここでは、低コストでの設置、軽量による耐震性、多くの業者による施工の容易さについて、具体的なデータを交えながら解説します。
1:低コストでの設置が可能
コロニアルグラッサは、他の屋根材と比較して安価に施工できます。
1平方メートルあたりの費用相場は約4,000円〜8,000円で、初期費用を抑えたい方に人気があります。
ただし、防水シートや野地板などの付帯工事も必要なので、トータルコストを考慮する必要があります。
2:軽量で高い耐震性を実現
コロニアルグラッサの1平方メートルあたりの重量は約21kgで、瓦の半分程度の軽さです。
軽量の屋根材は、地震時の建物全体の横揺れを軽減する効果があります。
耐震性を高めたい住宅所有者にとって、大きなメリットと言えます。
3:多くの業者が施工可能
コロニアルグラッサは扱いやすい屋根材のため、施工可能な業者が多数存在します。
新築時だけでなく、リフォームの際にも複数の業者に相談できるのは大きな利点です。
価格や施工品質を比較検討し、最適な業者を選ぶことができます。
以上のように、コロニアルグラッサは長期的なコスト削減とメンテナンスの簡便性を実現する、優れた屋根材です。
初期コストを抑えつつ、高い耐久性と耐震性を得られるのは大きな魅力と言えるでしょう。
□まとめ
本記事では、スレート屋根材「コロニアルグラッサ」の特性とメリットについて詳しく解説しました。