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みなさんは有機塗料と無機塗料の違いをご存知でしょうか。

外壁塗装で利用する塗料には多くの種類がありますが、その中でも無機塗料と有機塗料の2種類にわけることができます。

今回は有機塗料と無機塗料の違い、無機塗料のメリット・デメリットを紹介します。

有機塗料と無機塗料の違いとは

有機塗料はシリコンやフッ素などが配合されており、炭素を含む有機物が主成分です。

一方で、無機塗料はセラミックやケイ素などが配合されており、無機物が主成分です。

有機塗料は太陽の紫外線によって劣化することがあり、色褪せやチョーキングを引き起こすことがあります。

紫外線による劣化は樹脂のグレードによって差があるため、耐用年数は樹脂のグレードによって異なります。

また、少量でも無機物が含まれていれば無機塗料として扱われることがあり、質の悪いものが存在するため、商品を選ぶ際は注意が必要です。

無機塗料のメリット・デメリットとは

*メリット

1つ目は耐久性が高いことです。

無機塗料は長持ちし、耐久年数が長いことがわかっています。

シリコン、フッ素塗料よりも耐久性が高く、長時間奥たくを維持し外壁を保護することができます。

フッ素塗料も十分高性能ですが、それ以上の耐久性があるため、より長持ちさせたい建物にはおすすめです。

2つ目は汚れにくいことです。

親水性の水とよくなじむ性質があり、汚れがついてしまったときでも、汚れと水の間に入り込んで流すことができます。

3つ目は燃えにくいことです。

無機塗料は無機物を含んでいるため、燃えにくくなります。

無機物以外の成分も配合されているため、全く燃えないわけではありません。

*デメリット

1つ目は業者の技術、品質が求められることです。

無機塗料だけに当てはまることではありませんが、どの塗料でも技術力が低いと数年で歯が落ちてしまいます。

長持ちさせたい場合は、業者選びに気をつけましょう。

2つ目は塗装不可能な外壁や部分があることです。

無機塗料の種類はたくさんあるわけではないため、塗装可能な外壁が限られています。

塗装する部分の材質を事前に確認しておきましょう。

まとめ

今回は有機塗料と無機塗料の違い、無機塗料のメリット・デメリットについて紹介しました。

有機塗料は有機物が主成分で、無機塗料は無機物が含まれています。

また、無機塗料は汚れにくく、耐久性が高いことがメリットで、塗装技術が求められることや塗装不可能な外壁や部分があることがデメリットです。

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