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「遮熱塗料の耐久性はどれくらいなのか教えて欲しい。」

遮熱塗料はどれくらい長持ちするのか、また、どのような基準で選択するべきなのかよく分かりませんよね。

この記事では、遮熱塗料の耐用年数と選ぶ際の基準について詳しく解説します。

ぜひこの記事をお役立てください。

遮熱塗料の耐用年数とは

遮熱塗料の一般的な耐用年数は、15年から20年程度だと言われています。

15年から20年は塗料の中ではとても長いです。

屋根や外壁に用いられている塗料はアクリル系、ウレタン系、シリコン系などに分けられますが、それぞれの耐用年数はアクリル系が6年、ウレタン系が8から10年、シリコン系が10から15年程度です。

もちろん、施工条件や住宅の環境によって耐用年数は異なることに注意しましょう。

環境とは、雨風や日射量のことをいいます。

したがって、耐用年数が経過するまで塗料の塗り替えが必要ないというわけではありません。

耐用年数が経過していなくても、外壁の汚れが発生していることを確認した場合や、カビやコケ、ヒビ割れを見つけた場合は塗り替えを検討しましょう。

そのまま放置しておくとそれらの症状が深刻化し、大規模な補修が必要となり、結果として多くの時間とお金が必要になる恐れがあるからです。

遮熱塗料を選ぶ際の基準とは

「どのような遮熱塗料を選ぶべきか分からない。」

このように、何を基準として選択するべきか分かりませんよね。

ここからは、遮熱塗料を選択する時はどのような要素に注目するべきなのかについて解説します。

1つ目は、日射反射率です。

そもそも遮熱塗料とは、太陽光を反射させることによって建物表面の温度を下げることを目的としています。

したがって、日射反射率が高い塗料ほど塗料の性能が高いことを意味しています。

2つ目は、耐候性が高い塗料を選択することです。

塗料は時間が経つにつれて雨風や太陽光の影響で劣化が進みます。

そのため、できるだけ長持ちする塗料を選択することによって塗り替えの時期を遅らせられます。

まとめ

遮熱塗料自体が劣化しにくい塗料ではありますが、その中でも特に劣化しにくい塗料を選択することによって劣化の進行を遅らせましょう。

今回は、遮熱塗料の耐用年数と選ぶ際の基準について詳しく解説しました。

遮熱塗料は塗料の中でも耐久性が高く、長期間塗り替えする必要はありませんが、カビやヒビ割れ等を発見した場合は、塗り替えを検討することをおすすめします。

住宅の施工条件や環境によっても耐用年数は変動することに注意しましょう。

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