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外壁のデザインはその住宅のイメージを決める重要な要素の一つです。
そのため、注文住宅や外壁の塗り替えを検討中の方は、こだわりたい箇所なのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁の人気なデザインと、デザインを決める際の注意点をご紹介します。

□外壁で人気なデザイン

住宅の外観スタイルを決める際に重要な外壁は、事前に理想のイメージを膨らませておくことが大切です。
ここからは、それぞれのスタイルで人気な外壁の色や素材をご紹介します。


1.モダン・シンプルな外観スタイル

すっきりとした印象を与えるモダン・シンプルな外観にしたい場合は、無彩色のホワイトやグレー、ブラック、あるいはダークトーンの外壁が人気です。
使用する色を2色以内で構成すると、さらにモダン・シンプルな外観を演出できます。


2.スタイリッシュな外観スタイル
スタイリッシュな外観にする場合も、無彩色のホワイトやグレー、ブラックの外壁に人気があります。
色味がある外壁を選びたい場合は、ダークトーンの一色づかいで落ち着いた印象を与えるのがおすすめです。

また、採用する素材も無機質な金属の鋼板やメタリックな板などを選ぶことでスタイリッシュな印象を強く与えられます。


3.ナチュラルな外観スタイル

ナチュラルな印象を与えたい場合は、自然を連想させるアースカラーの外壁が人気です。
アイボリーやベージュ、ブラウンなど彩度の低い色を外壁に採用することで、ナチュラルな雰囲気になります。

さらに、レンガ調や木目調のサイディング、またはタイルやレンガを使った外壁にすると、よりナチュラルな印象を与えられるためおすすめです。


4.北欧風・ヨーロピアンな外観スタイル

北欧風スタイルの場合は、勾配のある屋根と、自然と調和した色合い、ヨーロピアンスタイルの場合は、シンプルなデザインと明るい配色が人気です。
北欧風では彩度の低いグレイッシュなトーンを採用しすることで、日本の街並みにも溶け込みやすいというメリットがあります。

また、ヨーロピアンスタイルの場合は明るいホワイトやベージュをベースカラーにし、レンガやタイル調のサイディングで素材に違いを出すことで、明るい印象を与えられます。

□外壁のデザインを決める際の注意点

外壁選びではついデザインばかりにこだわりがちですが、注意すべきこともあります。
ここからは、外壁のデザインを決める際に注意すべきことを4つ解説します。


1.カラーシミュレーションを過度に信用しない

カラーシミュレーションは液晶を通すと若干色味が変わってしまうため、過度に信用すると、完成後の外壁とイメージが大きく違ってきます。
また、室内で見た時と自然光で見た時とでも色の印象は変わります。
そのためカラーシミュレーションの使用は、イメージや色の参考程度に抑えておくのがおすすめです。


2.色は3色以内に収める

外壁に使用する色は、基本2色、多くて3色以内に収める方が良いでしょう。
4色以上使用すると、まとまりがなく落ち着きのない印象を与えてしまいます。


3.汚れの目立ちやすさを考慮する

外壁カラーとして人気の高いホワイトやブラックは、最も汚れの目立ちやすい色でもあります。
汚れがついているとせっかくおしゃれな外壁でもその印象が半減してしまうため、汚れの目立ちにくい素材や落ちにくい素材を選ぶことをおすすめします。


4.周囲の家との調和を意識する

自分好みの外壁にこだわりすぎると、周囲の住宅や環境から浮いてしまう可能性があり、近隣トラブルに発生することもあります。
自分好みの色やデザインを押し通すのではなく、周囲の雰囲気も考慮したうえで外壁のデザインを考えると、まとまりのあるおしゃれな印象を与えられます。

□まとめ

今回は、外壁の人気なデザインと、デザインを決める際に注意すべきことについてご紹介しました。
自分の理想のデザインによって適した色や材質は異なるため、今回ご紹介した4つも参考にして選んでみてください。
また、外壁のデザインを決める際は、カラーシミュレーションを信用しすぎないことや、色を3色以内に収めること、汚れの落ちやすさや周囲の環境を考慮することに注意が必要です。
これらの注意点に気をつけながら、おしゃれな外壁づくりを是非お楽しみください。

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