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外壁の剥がれを見つけてしまったら、どうしたらよいのでしょうか。

補修せずそのまま放置してしまうと、のちのち取り消しのつかないことになる可能性もあります。

そこで今回は、外壁の剥がれの原因と対処方法をお伝えします。

外壁が剥がれる原因は?

初めに、この項では外壁の剥がれの原因をお伝えします。

一般的な原因はおもに次の4つです。

1つ目は、下塗り材の選択が間違っていることです。

外壁塗装の作業では、3回重ね塗りをすることが基本です。

1回目の下塗りでは、下塗り専用の塗料が使用されます。

この塗料の役割は、外壁の下地と仕上げ用塗料の密着力を高めることであるため、この下塗り専用塗料の選択を誤ると外壁が剥がれやすくなってしまいます。

2つ目は、下塗り材の量や塗装方法が間違っていることです。

施工業者は、適切な塗布量や塗回数、希釈率を守ることが求められます。

また、天候や施工現場の環境を考慮する必要もあります。

そのため、未熟な施工業者や手抜き業者などに依頼した場合はそれが原因で剥がれが発生することがあります。

3つ目は、下地処理が不足していることです。

正しい下塗りが大事なことはお分かりいただけたと思いますが、外壁そのものの状態も塗料の密着性を高めるには重要な要素です。

高圧洗浄をして外壁の汚れを落とす、補修作業によって外壁の表面のでこぼこをなくす、サビや旧塗膜を削り落として表面を滑らかにする、などの下地処理と呼ばれる作業をしっかり行うことが大切です。

4つ目は、そもそも塗料が付きにくい場所に塗装した場合です。

塗装する部分の材質によっては、塗料が密着しにくい場合もあります。

雨どいなどによく使用される塩化ビニール、鉄部、木部などは代表的な材質です。

サイディングに剥がれが見つかった際の補修方法とは?

サイディングに剥がれが見つかった場合は、次の2つの対処方法が考えられます。

1つ目は、部分補修して塗装する方法です。

剥がれの原因がサイディングの経年劣化によるもので、剥がれの程度が小さい場合にはこの方法で十分でしょう。

剥がれた部分をパテ合コーキングで補修すれば応急処置は完了です。

ただし、再発しやすい状態であるため、早めに外壁塗装を行うことがおすすめです。

2つ目は、サイディングのカバーもしくは張替えを行う方法です。

直塗りによる剥がれや大きな剥がれの場合は、この方法が良いでしょう。

経年劣化の剥がれが大きい場合には、その部分だけをカバーもしくは張替する方法もあります。

まとめ

今回は、外壁の剥がれの原因を紹介しました。

経年劣化が見られたら、早めに対処することが大切です。

塗装に関して、ご不明な点がございましたら当社までご連絡ください。

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