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外壁塗装の耐久年数を長く保つ塗料選びとメンテナンス方法を解説
2025.09.21
お役立ち情報

外壁塗装は、建物の寿命を大きく左右する重要なメンテナンスです。
適切な塗料を選び、適切な施工を行うことで、建物の美観を保ち、建物の耐久性を高めることができます。
今回は、外壁塗装の塗料の種類ごとの耐久年数や、耐久年数に影響する要因、そして耐久年数を最大限に活かすためのポイントについて解説します。
目次
外壁塗装の塗料の種類ごとの耐久年数
アクリル塗料の耐久年数は約7~10。
比較的安価で手軽に施工できるのが特徴です。
また、カラーバリエーションが豊富なので、好みの色を見つけやすいというメリットもあります。
しかし、耐久性は他の塗料に比べて低いというデメリットも存在します。
ウレタン塗料の耐久年数は約10~15年
アクリル塗料よりも耐久性があり、価格も比較的安価です。
柔軟性が高いため、ひび割れに強いというメリットもあります。
一方で、耐候性はシリコン塗料などに比べると劣る点に注意が必要です。
シリコン塗料の耐久年数は約12~18年
アクリル塗料やウレタン塗料よりも耐久性が高く、耐候性にも優れています。
価格もウレタン塗料よりやや高めですが、中価格帯でバランスの良い塗料と言えるでしょう。
さらに、防汚性も高く、美観を長く保つことができます。
フッ素塗料の耐久年数は約15~20年
最も耐久性が高く、耐候性・防汚性にも優れています。
価格が高めですが、長期的なコストパフォーマンスを考えるとメリットが大きいといえます。
また、メンテナンスの手間も軽減できるため、長期的に見て経済的と言えるでしょう。

塗料の耐久年数に影響する要因は?
気候条件(紫外線、雨、風、気温変化)による影響は非常に大きいです。
特に紫外線は塗膜の劣化を促進します。
また、雨風は塗膜の剥離や損傷を引き起こします。
さらに、気温変化も塗膜の伸縮に影響し、ひび割れの原因となる場合があります。
そのため、寒冷地や沿岸部など、厳しい気候条件の地域では、より耐久性の高い塗料を選ぶ必要があります。
建物の立地条件(日当たり、風通し)も耐久年数に影響します。
日当たりの良い場所は、紫外線による劣化が促進される傾向があります。
一方、風通しの悪い場所は、湿気がこもりやすく、カビや藻の発生リスクが高まります。
したがってこれらの要因を考慮して、適切な塗料を選ぶことが重要なのです。
施工方法(下地処理、塗料の希釈率)
下地処理が不十分な場合、塗膜の密着性が低くなり、耐久性が低下します。
また、塗料の希釈率が適切でないと、塗膜の強度や耐久性が低下する可能性があります。
つまり、熟練した職人の丁寧な施工が、耐久性を大きく左右するのです。
塗料のグレード(価格帯)
高価な塗料ほど、耐久性や耐候性、防汚性が高いことが多いです。
しかし、価格だけで判断するのではなく、建物の状況や気候条件などを考慮して、最適な塗料を選ぶことが重要になります。
例えば、予算が限られている場合は、中価格帯のシリコン塗料を選ぶのも一つの選択肢です。

外壁塗装を長持ちさせるための塗料選びのコツは?
建物の立地や気候条件に適した塗料を選ぶことが大切
例えば、紫外線が強い地域では、耐紫外線性の高い塗料を選ぶ必要があります。
また、雨が多い地域では、防水性の高い塗料を選ぶことが重要です。
さらに、塩害が懸念される沿岸部では、耐塩害性の高い塗料を選ぶと良いでしょう。
適切なメンテナンスを行うことで、塗料の寿命を延ばす
定期的な点検を行い、ひび割れや剥がれなどの異常を発見したら、速やかに補修を行うことが大切です。
また、定期的に外壁を洗浄することで、汚れによる塗膜の劣化を防ぐことができます。
さらに、専門会社による定期的な診断を受けることもおすすめ
長い耐久年数を持つ塗料のメリット・デメリットは?
塗り替え回数が減り長期的に見てコストを抑えられる
高価な塗料であっても、長い目で見た場合、塗り替えにかかる費用を削減できる可能性があります。
また、建物の美観を長く保てるというメリットもあります。
長期間にわたって綺麗な状態を維持できるため、建物の資産価値を高く保つことに繋がります。
さらに、高耐久な塗料は、環境負荷の低減にも貢献します。
初期費用が高い場合がある
耐久性の高い塗料は、一般的に価格が高いため、初期投資額が大きくなる可能性があります。
また、塗料の種類によっては施工が難しい場合があり、熟練した技術を持つ施工会社を選定する必要がある場合もあります。
そのため、施工会社選びも慎重に行う必要があります。
外壁塗装の耐久年数を最大限に活かすには?
定期的な点検とメンテナンスを行うこと
少なくとも年に一度は、外壁の状態を点検し、ひび割れや剥がれなどの異常がないかを確認する必要があります。
屋根の点検も同時に行うと、建物のメンテナンスを効率的に行えます。
高圧洗浄で汚れを落とす
汚れが付着したまま放置すると、塗膜の劣化を促進する可能性があります。
高圧洗浄は、専門会社に依頼することも、DIYで行うことも可能です。
ただし、DIYで行う場合は、適切な方法で行うように注意が必要です。
ひび割れや剥がれを早期に補修
小さなひび割れや剥がれでも放置すると、徐々に広がり、最終的には大規模な補修が必要になる可能性があります。
早期に補修することで、費用を抑えることができるだけでなく、建物の寿命を延ばすことにも繋がります。
専門会社による定期的な診断を受ける
外壁の状態を正確に把握し、適切なメンテナンスを行うことができます。
まとめ
専門家のアドバイスに基づいてメンテナンスを行うことで、塗料の寿命を最大限に延ばすことが可能です。
また、専門会社に依頼することで、自分では気づかないような小さな問題も早期に発見することができます。
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