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塗装中に雨が降ったらどうなる?正しい対処法と工程の注意点
2024.09.19
お役立ち情報
これから外壁塗装を検討している皆様、雨の日の塗装が心配ではありませんか。
せっかくの塗装が雨で台無しになってしまったら、せっかくの費用も時間も無駄になってしまいます。
雨天時の塗装は、塗料の品質低下や耐久性低下のリスクがあり、工事を中止せざるを得ないケースも少なくありません。
しかし、雨の日はどんな作業もできないわけではありません。
そこでこの記事では、塗装中に雨が降った場合の正しい対処法について詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
□塗装中に雨が降ったらどうなる?
雨の日は、塗料を扱う作業や補修材を塗る作業はできません。
なぜなら、塗装の品質を損ねてしまうからです。
具体的にどのような悪影響があるのか、そして雨でも可能な作業について解説していきます。
1:雨が塗装に与える悪影響
雨の日に塗装ができないのは、せっかくの塗装に重大な不具合が起きてしまうからです。
具体的には、以下の様な悪影響が考えられます。
・塗料に水が混じって薄まる
・塗膜がしっかり固まらず、耐久性が弱まる
・乾く前に雨が当たってクレーターのような跡がつく
・乾燥が不足したまま重ね塗りをし、膨れや剥がれが起きる
これらの悪影響は、小雨であっても発生する可能性があります。
そのため、基本的には雨の日は下塗り・中塗り・上塗りなどの「塗る」作業は中止し、翌日以降にスケジュールを延期するのが適切です。
2:塗料メーカーの推奨
塗料を製造・販売しているメーカーも、カタログや仕様書に「雨天時の塗装は避ける」と明記しています。
どんなに良い塗料を使用し、熟練の職人が作業を行っても、雨の中で作業を行えば、塗料本来の性能は発揮できません。
3:塗装に適した気象条件
塗料メーカーが定めている一般的な塗料の使用条件は、以下のとおりです。
・気温:5度以上
・湿度:85%以下
・天気:雨、雪、強風でないとき
つまり、雨・雪・強風の日さえ避ければ、十分な塗装品質を保つことができます。
もし、職人や業者が雨の中、塗装を続けようとした場合は、必ず中止を指示し、工事を延期してもらいましょう。
□外壁塗装中の雨天対策
塗装工事が中止になった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
雨が降った際にどのような養生方法があるのか、そして雨天時でも可能な作業について具体的な例を挙げながら解説していきます。
1:塗装工事を中止する
雨が降った場合は、外壁が濡れてしまうため、工事を中止する必要があります。
これは当然のことですが、現場の状況によっては、迅速な対応が求められます。
2:養生
塗装を進めている途中で雨が降ってきた場合は、壁面を軒天だけでは雨が防ぎきれないことがあります。
このような場合は、雨がなるべく当たらないように養生してもらいましょう。
業者はプロなので、塗料が流れるなどの最悪のケースに対して、適切な対処方法を知っています。
素早く養生作業を行い、雨が当たらないように対応してくれるでしょう。
3:雨天時でも可能な作業
雨天時でも可能な作業はいくつかあります。
・足場解体
・清掃作業
・養生作業
これらの作業は、天候に左右されにくいため、雨の日でも進められます。
ただし、作業内容によっては、安全面に十分注意する必要があります。
□まとめ
雨天時の塗装は、塗料の品質低下や耐久性低下のリスクがあり、工事を中止する必要があることを説明しました。
雨の日は、塗料を扱う作業や補修材を塗る作業はできませんが、足場解体、清掃作業、養生作業など、雨天時でも可能な作業があります。
外壁塗装を検討する際には、雨天時の対策について、事前に業者とよく話し合って、安心して工事を進められるようにしましょう。
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