スタッフブログ

慎重なあなたは、愛着のある家を末永く守り続けたいと考えていることでしょう。
大切な住まいを守る上で、屋根の雨漏りは深刻な問題です。
雨漏りは、放置すると建物構造の腐食やシロアリ被害、健康被害など、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。

この記事では、屋根の雨漏りの原因を詳しく解説し、それに対する具体的な対策方法を紹介します。
屋根の雨漏りの原因を理解し、適切な対策を行うことで、あなたの大切な家を雨漏りから守り、快適な生活を維持できます。

□屋根の雨漏りの主な原因5つ

屋根の雨漏りは、様々な原因によって発生します。
ここでは、特に多い5つの原因について詳しく解説していきます。

1:屋根材の劣化

屋根材は、紫外線や風雨にさらされることで、経年劣化していきます。
瓦屋根では、瓦のズレや浮き、割れなどが発生しやすくなります。
スレート屋根では、踏み割れや経年劣化によるスレートの浮き、そりが発生し、雨水が浸入しやすくなります。
金属屋根では、棟部や軒部、ケラバ部など、周辺部から雨水が浸入しやすいです。

2:谷板金の腐食

複雑な屋根形状の谷部と呼ばれる部分は、雨水が集中しやすく、雨漏りが発生しやすい場所です。
谷板金は、雨水をスムーズに排水するために設置されますが、経年劣化や腐食により、穴が開いたり、隙間が生じたりすることがあります。
特に、銅製の谷板金は、25年以上経過すると腐食しやすくなるため、定期的な点検や交換が必要です。

3:ケラバからのオーバーフロー

ケラバは、切妻屋根や片流れ屋根の端部のことで、捨て水切りと呼ばれる排水口が設置されています。
しかし、捨て水切りが詰まったり、破損したりすると、雨水がオーバーフローし、雨漏りが発生する原因となります。

4:棟板金の釘浮き

棟板金は、屋根の頂上部を覆う金属板で、釘で固定されています。
経年劣化により、釘が緩んだり、抜けたりすると、棟板金が浮き上がり、雨水が浸入しやすくなります。

5:漆喰の崩れ

瓦屋根の場合、瓦と瓦の隙間を埋める漆喰が、経年劣化により崩れることがあります。
漆喰が崩れると、隙間から雨水が浸入し、雨漏りが発生する原因となります。

□雨漏りを防ぐための具体的な対策

雨漏りを防ぐためには、定期的なメンテナンスやリフォームが重要です。

1:定期的なメンテナンス

屋根は、高所にあるため、普段は目視で確認しにくい場所です。
しかし、定期的に専門会社に点検してもらうことで、小さな破損や劣化を早期に発見し、修理できます。

2:屋根のリフォーム

屋根の劣化が進んでしまった場合は、リフォームを検討しましょう。
屋根のリフォームには、塗装、葺き替え、コーキングの打ち直しなどがあります。

□まとめ

屋根の雨漏りは、放置すると深刻な問題を引き起こす可能性があります。
雨漏りを防ぐためには、屋根材の劣化、谷板金の腐食、ケラバからのオーバーフロー、棟板金の釘浮き、漆喰の崩れなどの原因を理解し、定期的なメンテナンスやリフォームを行うことが重要です。
大切な住まいを守るため、屋根の雨漏り対策をしっかり行いましょう。

岡山県赤磐市・岡山市・瀬戸内市周辺で屋根の雨漏りにお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。

ピックアップPICKUP

みんなの塗装チャンネル