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屋根を張り替えるとなったとき、どの屋根材を選ぶべきか分からない方は少なくないでしょう。

あまり日常的に触れるものではないから仕方ありません。

「思ってたのとちょっと違う」というふうにならないためにも、トタン屋根とガルバリウム鋼板の違いについて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

トタン屋根とは

トタン屋根は、ひと昔前によく使われていて、主流だった屋根材の一つです。

現在では様々な屋根材がありますが、あまり種類がなかった時代に、瓦よりも安い費用で施工できることから人気を集めていました。

屋根材が軽いため耐震性に優れていて、つなぎ目もないことから雨漏りなどの心配もありません。

その反面、断熱性や防音性にあまり優れていなく、錆びやすいこともあり、耐用年数は10年から20年と言われていて、10年目くらいにはもう既にサビがみられるというケースが多々あります。

ガルバリウム鋼板

ざっくりと説明をすると、ガルバリウム鋼板とは、メッキを塗ったことにより錆びにくくした銅の板材です。

前述したように、トタン屋根は10年目くらいにサビ付きがみられますが、ガルバリウム鋼板は30年以上はもつと言われていて、とてもコストパフォーマンスの良い屋根材です。

金属屋根材といえば、ガルバリウム鋼板と言われるほど、全国でよく使われています。

他には「ガルバ」「ガルバニウム」「ガルバリュウム」といった名前でも呼ばれています。

ガルバリウム鋼板の厚みは、約0.35mmから0.50mmと言われていて、はがきを二枚重ねた厚さよりも薄い素材です。

構成は、トタン屋根の素材とほとんど一緒であり、ベースとなる鋼板の上下の層にはメッキが塗られています。

さらに見栄えなどを良くするために、表面にはメッキ保護にもなる塗膜処理や裏面にも特殊な塗膜があります。

構成はブリキにも似ていますが、ガルバリウム鋼板とブリキ、トタンとの違いはメッキの塗り方にあります。

ブリキはスズのメッキ、トタンは亜鉛のメッキが使われていますが、ガルバリウム鋼板には亜鉛だけではなく、アルミやケイ素も含まれています。

メッキにアルミやケイ素が含まれることで、より強力なメッキになり、土台となる板の部分も錆びにくくなります。

まとめ

今回は、トタン屋根やガルバリウム鋼板について紹介しました。

トタン屋根はひと昔前に主流だった屋根材なのに対し、ガルバリウム鋼板は近年で最もよく使われている金属屋根材でした。

これらの他にも様々な種類の屋根材があるので、当社のように屋根の張り替えを行っている会社に直接問い合わせするのが良いでしょう。

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