スタッフブログ
外壁塗装で失敗しない塗料選び!種類別メリットデメリットと選び方のポイント
2025.10.05
お役立ち情報

外壁塗装を検討する際、塗料選びは非常に重要です。
建物の寿命や美観、そして費用にも大きく影響するからです。
そこで、この記事では外壁塗装に使用される代表的な塗料の種類とその特徴について解説します。
それぞれの塗料のメリット・デメリットを比較することで、最適な塗料選びの判断材料としていただければ幸いです。
目次
シリコン塗料のメリットとデメリット
シリコン塗料のメリット耐用年数は10~15年と比較的長い
シリコン塗料は、アクリル塗料に比べて耐久性に優れており、耐用年数は10~15年とされています。
これはシリコン樹脂の優れた耐候性によるもので、紫外線や雨風による劣化を抑制し、長期間にわたって建物の保護に貢献するのです。
また、定期的なメンテナンスを行うことで、さらに寿命を延ばすことも可能です。
さらに、さまざまなカラーバリエーションが用意されているため、建物のデザインや好みに合わせた色を選ぶことができます。
シリコン塗料のメリット防藻・防カビ性がありメンテナンスが容易
シリコン塗料には、藻やカビの発生を抑制する効果があります。
これは塗膜に防藻・防カビ剤が配合されているためで、外壁の汚れを抑制し、美観を維持するのに役立ちます。
そのため、高圧洗浄などのメンテナンス頻度を減らすことができ、長期的なコスト削減にもつながります。
また、光沢のある美しい仕上がりになる点もメリットです。
シリコン塗料のメリット光沢があり美しい仕上がりになる
シリコン塗料は、光沢のある美しい仕上がりになります。
塗膜の平滑性が高いため、光を反射し、建物の外観を鮮やかに彩ります。
また、さまざまなカラーバリエーションが用意されているため、建物のデザインや好みに合わせた色を選ぶことができます。
さらに、費用面ではアクリル塗料よりは高価ですが、フッ素塗料や無機塗料よりは安価で、バランスが良いといえます。
シリコン塗料のデメリット価格は他の塗料と比較して平均的
シリコン塗料の価格は、アクリル塗料よりは高価ですが、フッ素塗料や無機塗料と比較すると平均的な価格帯です。
耐久性や機能性を考慮すると、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
しかし、フッ素塗料や無機塗料と比べると耐用年数は短いため、長期的な視点で検討する必要があります。
また、塗膜のひび割れが発生しやすい点もデメリットとして挙げられます。

フッ素塗料のメリット・デメリットは何?
フッ素塗料のメリット耐用年数は15~20年と非常に長い
フッ素塗料は、シリコン塗料よりもさらに高い耐久性を誇り、耐用年数は15~20年とされています。
これは、フッ素樹脂の高い耐候性と耐汚染性によるもので、長期間にわたって建物を保護し、メンテナンスの手間を大幅に削減します。
また、さまざまな色から選ぶことができるため、建物の外観デザインの幅も広がります。
フッ素塗料のメリット耐候性・耐汚染性が高くメンテナンスの手間が少ない
フッ素塗料は、紫外線や雨風、汚れなどに対する耐性が高く、長期間にわたって美しい外観を保ちます。
そのため、高圧洗浄などのメンテナンス頻度を大幅に減らすことができ、長期的なコスト削減にもつながります。
また、優れた耐汚染性により、美観を長く保つことができる点も大きなメリットです。
フッ素塗料のメリット低汚染性のため美観を長く保てる
フッ素塗料は、汚れが付きにくく、付着した汚れも落ちやすいという特徴があります。
そのため、長期間にわたって建物の美観を維持することができます。
これは、フッ素樹脂の表面張力が低いため、汚れが付きにくく、雨水で洗い流されやすいことが理由です。
さらに、この特性により、建物の美しさを持続させることができます。
フッ素塗料のデメリット価格は高価だが長期的に見るとコストパフォーマンスが高い
フッ素塗料は、他の塗料と比較して価格が高価です。
しかし、その高い耐久性とメンテナンス性の低さを考慮すると、長期的に見るとコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
一方で、初期費用が高額になるため、予算との兼ね合いを考慮する必要があります。
また、施工できる会社が限られる場合もあるため、事前の確認が必要です。

無機塗料のメリット・デメリットは何?
無機塗料のメリット耐用年数は20年以上と非常に長い
無機塗料は、非常に高い耐久性を持ち、耐用年数は20年以上とされています。
これは、無機材料の優れた耐候性と耐久性によるもので、長期間にわたって建物を保護します。
また、紫外線による劣化が少ないため、長期にわたり鮮やかな色を保つことができます。
無機塗料のメリット耐候性・耐汚染性・耐火性が非常に高い
無機塗料は、耐候性、耐汚染性、耐火性のすべてにおいて非常に高い性能を誇ります。
そのため、過酷な環境下でも建物を保護することができます。
特に、耐火性は火災時の延焼防止に効果を発揮します。
さらに、環境にも優しく、建物の安全性にも貢献します。
無機塗料のメリット紫外線による劣化が少ないため色褪せしにくい
無機塗料は、紫外線による劣化が少ないため、長期間にわたって鮮やかな色を保ちます。
これは、無機材料が紫外線を吸収しにくい性質を持つためです。
そのため、建物の美観を長期間維持することができ、塗り替えの頻度を減らすことにもつながります。
さらに、建物の資産価値の維持にも貢献します。
無機塗料のデメリット価格は最も高価
無機塗料は、他の塗料と比較して価格が最も高価です。
しかし、その圧倒的な耐久性と性能を考慮すれば、長期的なコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
一方で、初期費用が高額になるため、導入のハードルが高いのも事実です。
また、施工できる会社が限られる場合がある点にも注意が必要です。
外壁材に適した塗料の種類
モルタル外壁にはどの塗料も使用可能
モルタル外壁は、比較的どのような塗料にも対応できるため、予算や求める性能に合わせて塗料を選ぶことができます。
例えば、耐久性を重視するのであればフッ素塗料や無機塗料、コストを抑えたい場合はウレタン塗料など、さまざまな選択肢があります。
サイディング外壁には弾性塗料が適している
サイディング外壁は、ひび割れが生じやすい性質があるため、弾性のある塗料を使用することで、ひび割れを抑制し、建物の保護に役立ちます。
シリコン塗料やフッ素塗料などが適しています。
また、塗料の弾性によって、サイディング材の伸縮にも追従することができます。
ALC外壁には透湿性のある塗料が適している
ALC外壁は、透湿性が高い素材であるため、透湿性のある塗料を使用することで、建物の内部の湿気を逃がし、カビや腐食を防ぐことができます。
また、透湿性のない塗料を使用すると、内部結露が発生しやすくなるため注意が必要です。
外壁塗装の塗料を選ぶポイント
建物の立地条件や周辺環境を考慮する
建物の立地条件や周辺環境は、塗料の耐久性に大きく影響します。
例えば、海沿いの地域では塩害に強い塗料を選ぶ必要があります。
また、日当たりの良い場所では、紫外線に強い塗料を選ぶことが重要です。
予算と求める耐久年数を考慮する
塗料の価格は、耐久性と比例する傾向があります。
予算と求める耐久年数を考慮して、最適な塗料を選びましょう。
例えば、長期的な耐久性を求めるならフッ素塗料や無機塗料、コストを抑えたい場合はウレタン塗料やアクリル塗料が適しています。
外壁材の種類に適した塗料を選ぶ
外壁材の種類によって、適した塗料の種類が異なります。
それぞれの外壁材の特徴を理解し、適切な塗料を選びましょう。
例えば、モルタル外壁にはさまざまな塗料が使用できますが、サイディング外壁には弾性塗料が適しています。
建物のデザインや好みに合った色を選ぶ
塗料の色は、建物のデザインや全体の印象に大きく影響します。
建物のデザインや好みに合った色を選びましょう。
また、周辺の景観との調和も考慮することが大切です。
まとめ
外壁塗装の塗料選びは、建物の寿命や美観、そして費用にも大きく影響する重要な要素です。
シリコン、フッ素、無機、ウレタンといった各塗料にはそれぞれメリット・デメリットがあり、建物の外壁材や立地条件、予算、そして求める耐久年数などを総合的に考慮して最適な塗料を選択することが大切です。
この記事が、皆様の塗料選びの一助となれば幸いです。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
岡山県赤磐市を中心に周辺エリアで外壁塗装・屋根塗装ならプロタイムズ赤磐店【あどリフォーム】にお任せください!
プロタイムズ赤磐店【あどリフォーム】は住宅のリフォーム、主に外装、屋根・外壁などの塗装(ぬりかえ)を行っております。 その他、カーポートやキッチン、トイレ、お風呂(ユニットバス)のリフォーム工事も対応しております。
工事品質を高く保つための取り組みを塗料メーカーとともに管理。全国の優良施工店が協力してサービスの向上に努めています。
岡山県赤磐市・岡山市・瀬戸内市周辺での外壁塗装・屋根塗装をお考えでしたらまずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります!
相談無料・診断無料・見積もり無料
お電話の場合はこちら:086-956-4116
メールの場合はこちら:お問合せ専用フォーム
塗装プランについてはこちら:塗装プランページ
施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください!
最新記事
ピックアップPICKUP

