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外壁塗装は30年持つ?その耐用年数について説明します!
2023.07.21
お役立ち情報
外壁塗装を考える際に、耐用年数が長い塗料を使いたいですよね。
塗料の種類は多く、それぞれの耐用年数も異なります。
今回は外壁塗装の塗料の耐用年数について触れていきます。
□外装塗装の耐用年数は30年?
外壁塗装は30年もつという話を聞いたことはありませんか。
実際にそれぐらいの塗料もあるかもしれませんが、ほとんどの場合はそれほど長くはもちません。
外壁塗装の耐用年数は10〜20年が基本です。
しかし、中には外壁塗装がかなりの長期間持つと言ってくる会社もあるでしょう。
このようなことを言ってくる会社があれば、悪質である可能性もあるので注意しましょう。
正しい知識をしっかりとつけておくことで、自分の身を守ることができます。
そもそも耐用年数とは、一般的な使い方をした場合に、メーカーや施工業者が保証する使用期限です。
つまり、耐用年数は使用限度のことであって、耐用年数内に劣化することは十分にありえます。
また、台風などの自然災害で耐用年数以内に剥がれてくることもあります。
□外壁材の種類によってそれぞれどれぐらい持つ?耐用年数を紹介!
ここでは、各塗料の耐用年数をまとめてみました。
以下に、木造住宅でよく使用される外壁材の耐用年数を示しました。
無機塗料は20~25年。
フッ素塗料は15~20年。
光触媒は15~20年。
現在、最も耐用年数が長い塗料として知られているのが無機塗料です。
無機塗料とは、原料にガラスや石などの無機物を入れた塗料のことです。
無機物は、紫外線の影響を受けにくく、塗料が劣化しにくいです。
耐候性がとても優れています。
しかし、無機物100パーセントの場合は硬すぎて使えないので、塗料にするために有機物も含まれています。
完全な無機物の塗料はありません。
また、無機物の配合量などが法で定められていないので、同じ無機塗料と呼ばれていてもその性能や質は会社によって異なってきます。
それでも他の塗料よりも高い耐候性で、耐用年数は20~25年と長いです。
耐用年数が長いので他の塗料と比べてアフターケアにあまりお金がかかりません。
長い目で見ると、メリットの多いお勧めの塗料です。
□まとめ
このように、塗料にも沢山の種類と性能があります。
しかし、30年の耐用年数を超えるものは今のところありません。
悪質な会社に騙されないためにもある程度の知識を付けておきましょう。
どのようなタイプの塗料があるのか、是非一度調べてみて下さい。