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築10年が経過し、そろそろ外壁塗装をしようとお考えの方は多いのではないでしょうか。

サイディングやモルタル、タイルなどの外壁を採用しているおうちにおすすめなのが、クリア塗装です。

そこで今回は、クリア塗装の特徴やクリア塗装ができる場合とできない場合についてご紹介いたします。

クリア塗装のメリットとデメリットについて

クリア塗装のメリットは、3つあります。

1つ目は外壁のデザインを保ちつつ、機能性を高められることです。

クリア塗装は透明な塗料なので、色や柄、風合いをそのまま残せます。

2つ目はチョーキング現象が起きにくいことです。

チョーキング現象とは、経年劣化により塗料に含まれる顔料が分離し、手でさわったときに白い粉がつく現象です。

クリア塗料にはチョーキング現象の原因である顔料が入っていません。

そのため、チョーキング現象が起こりません。

3つ目は外壁にツヤを出せることです。

クリア塗装に使われる塗料は、ツヤや光沢が出やすいです。

光沢の度合いを選ぶこともできます。

クリア塗装のデメリットは、2つあります。

1つ目は目に見える劣化があると、目立ちやすいことです。

外壁自体に既に劣化現象が起きている場合は、クリア塗装は透明な塗料なので目立ちます。

また、チョーキング現象が起こっていると仕上がり後にぼやけた印象が出たり、剥がれたりしてしまいます。

2つ目はひび割れが保護できないことです。

クリア塗装で表面を保護するのは可能ですが、すでにひび割れが起こった外壁の場合はひび割れ箇所を保護できません。

クリア塗装ができない外壁について

クリア塗装ができないケースは2つあります。

1つ目は光触媒や無機、フッ素でコーティングしたサイディングです。

特殊なコーティングをされている外壁には、クリア塗装ができません。

上からクリア塗装をすると、剥がれてしまう恐れがあります。

2つ目はチョーキング現象が起きている外壁です。

チョーキング現象が起きている外壁にクリア塗装をすると、塗装後に白ボケしたように見えてしまいます。

まとめ

今回はクリア塗装について、特徴やクリア塗装ができない場合をご紹介いたしました。

当社では、おうちの健康診断を行い、劣化状況を事前に確認いたします。

外壁塗装でクリア塗装をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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