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家の外壁のコケにお悩みの方に知っていただきたいのが発生したコケの対処法です。

そこで今回はコケの発生原因とそのリスク、コケの対処法について紹介します。

知っていると必ず役に立つのでぜひ参考にしてみて下さい。

コケの発生原因とそのリスクについてご紹介!

コケは風に飛ばされたコケの胞子が壁面や屋根に付着することによってでき、水分や胞子などの栄養分によって増殖します。

特に温度や雨などで湿度が上がる箇所は繁殖が早く、劣化して防水性が低下した外壁や屋根にコケが増えやすくなります。

コケを放っておくと建材への浸水が起こります。

進行すると窯業系サイディングの場合、反りなどに繋がる可能性があります。

またコケを放っておくと、水分を吸ってさらに増殖をします。

仕上げ材の塗膜膨れや剥離を引き起こす可能性もあります。

コケが発生した場合の対処法についてご紹介!

1つ目は手作業でコケを除去する方法です。

手作業の場合、原液を3倍に薄めた塩素系漂白剤をコケにかけ、10分ほど放置して雑巾やスポンジなどでこするとよく取れます。

しかし、強すぎると外壁が傷んでしまうので注意しましょう。

中性洗剤は皮膚に付着すると危険なので、作業はレインコートとメガネとゴム手袋をして行いましょう。

2つ目は高圧洗浄でコケを除去する方法です。

ホームセンターや通販サイトで販売している高圧洗浄機の高圧力の水を吹き付ければ、深い根のコケでも落ちます。

しかし、既存の塗装を剥がしてしまう恐れがあるので注意しましょう。

3つ目は窯業系サイディングボードのコケを除去する方法です。

窯業系サイディングボードの場合は食器洗い用洗剤を柔らかい布やブラシにつけて除去しましょう。

サイディングに高圧洗浄をしてしまうと、塗装の剥がれやコーキング材を痛めてしまいます。

また、高温の水も塗装を傷つける原因になるため、スチーム洗浄も避けましょう。

しかし、これらの方法はいずれも表面上のコケを剥ぎ取ったにすぎないため、完全に除去するには同じ作業を何度も繰り返しましょう。

どうしても除去できない場合は、業者に依頼しましょう。

4つ目は外壁部材または部位別にコケを除去する方法です。

モルタル外壁の場合、水洗いだけでも効果はあります。

落ちにくいときは、台所用の中性洗剤やコケ洗浄剤を使いましょう。

コンクリート外壁の場合は次亜塩素酸ナトリウムが含まれたカビ取り剤を使ってこすり落としましょう。

コケ専用洗剤を使用すれば、コンクリートの痛みを減らせます。

タイル仕上げの場合は、コケが生えてしまわないように定期的にホースを使って水をかけてブラシや洗剤などで掃除しましょう。

まとめ

今回はコケの発生原因とそのリスク、コケの対処法について紹介しました。

この記事を参考に外壁のコケのお手入れをしていただけると幸いです。

何かご不明な点がございましたら当店までお問い合わせください。

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