スタッフブログ
破風板金とは?:耐久性と経済性を同時に手に入れる方法
2024.05.23
お役立ち情報
自宅のメンテナンスを重視し、長期的なコスト削減と住宅の耐久性向上を望む住宅所有者の方々へ。
破風板金工事は、効率的かつ経済的な住宅メンテナンスの選択肢として注目を集めています。
この記事では、破風板金の具体的なメリットと施工方法について詳しく解説し、賢明な家のメンテナンス方法としてご提案いたします。
目次
□破風板金とは?基本情報とその重要性を解説
破風板金工事とは、破風板(鼻隠し)にメンテナンスフリーのガルバリウム鋼板を巻く工法です。
従来の破風板は、約10年ごとに再塗装が必要で、そのたびにメンテナンス費用が発生していました。
しかし、破風板金工事を施すことで、腐食を防ぎ、長期間にわたって破風板を保護することができるのです。
1:破風板金工事が必要な理由
木製の破風板は、耐用年数が短く、定期的な再塗装が欠かせません。
一方、破風板金工事を行うことで、以下のようなメリットが得られます。
・メンテナンス性が大幅に向上し、50年間は再塗装の必要がなくなる
・将来的なメンテナンス費用を大幅に節約できる
・施工費用は再塗装と大差ないため、長期的に見てコストパフォーマンスに優れる
2:施工内容の概要
破風板金工事では、まず劣化した破風板の状態を診断します。
劣化の程度に応じて、以下のような施工方法を選択します。
・塗膜のめくれが少ない場合:めくれ部分を撤去し、塗装で対応
・塗膜は剥がれているが下地材が傷んでいない場合:板金で破風板を巻く
・塗膜も剥がれ、下地材も脆弱に傷んでいる場合:破風材自体を交換
3:再塗装に比べたメンテナンスの利点
破風板金工事は、再塗装と比べて以下のような利点があります。
・メンテナンス周期が飛躍的に長くなる(50年間メンテナンス不要)
・総合的なコストを大幅に削減できる
・施工費用は再塗装と同程度で、長期的にはお得
・美観の維持と住宅の資産価値向上に貢献する
□破風板金で実現するデザインと耐久性
破風板金工事は、単なるメンテナンス工法ではありません。
デザイン性の向上と優れた耐久性を兼ね備えた、住宅の価値を高めるための選択肢なのです。
1:デザイン性の向上
破風板金には、様々な色の選択肢があります。
外壁の塗装色に合わせて、破風板金の色を選ぶことで、住宅全体の美観を引き立てることができます。
また、オーダーメイドによる施工のため、どのような形状の破風にも対応可能です。
2:優れた耐久性
ガルバリウム鋼板で破風板を包むことで、木部の呼吸による塗膜の剥がれを防ぎ、長期間にわたって破風板を保護します。
これにより、住宅の耐久性が向上し、資産価値の維持につながります。
3:具体的な施工例
ある住宅では、木製の破風が劣化していました。
外壁塗装に合わせて、破風板金工事を行うことにしました。
既存の破風の色はブラックに近い色でしたが、塗装後の外壁がホワイトになる予定だったため、破風板金の色もホワイトに統一。
美しく生まれ変わった住宅は、長期間にわたってメンテナンスの手間から解放されました。
4:選べる材料
破風板金には、ガルバリウム鋼板以外にも、アルミニウムや銅などの材料があります。
予算や希望するデザインに合わせて、最適な材料を選択することができます。
□まとめ
破風板金工事は、破風板のメンテナンス性を向上させ、再塗装の費用を大幅に節約できる優れた工法です。
さらに、デザイン性の高さと優れた耐久性を兼ね備えており、住宅の価値を高めるための選択肢として注目されています。
破風板だけでなく、母屋や鼻隠しなどの木部にも適用可能で、オーダーメイドによる施工で様々なニーズに対応します。