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屋根裏から聞こえる不気味な音に、あなたは不安を感じているのではないでしょうか。

それは、害獣が住み着いているサインかもしれません。

放置すれば、家屋の損傷や悪臭、病原体の拡散など、深刻な被害を招く恐れがあります。

そこで本記事では、屋根裏の怪しい音の正体と、その対処法について解説します。

被害を最小限に抑え、安心して暮らすためのヒントを見つけましょう。

□屋根裏からの怪しい音の正体

屋根裏は、狭くて暖かく、人目に付きにくい環境のため、害獣にとって格好の住処になります。

そこで暮らし始めた害獣が発する音が、あなたを不安にさせているのです。

では、その音の主は一体どんな害獣なのでしょうか。

1:ネズミ


屋根裏の代表的な害獣といえば、真っ先に思い浮かぶのがネズミです。

中でも、屋根裏によく住み着くのは「クマネズミ」。

断熱材などを集めて巣を作り、繁殖します。

甲高い鳴き声や、トタトタ、カサカサといった足音、カリカリと木材をかじる音が特徴的です。

2:イタチ


イタチも、屋根裏に潜む厄介者の一つ。

威嚇や求愛時に、キーキーやククククと鳴きます。

肉食のため、糞尿からは強烈な悪臭が放たれ、ためフンと呼ばれる習性から、同じ場所に茶色のシミができることも。

3:ハクビシン


警戒心の強いハクビシンにとって、屋根裏は格好の隠れ家。

トントンと駆け回る足音や、ヒューヒューと鳴く声が聞こえてきます。

フルーツが主食ですが、鳥の卵なども食べるため、巣を作って子育てをすることも。

4:アライグマ


北米原産のアライグマは、人間の食べ物に執着心を持つ厄介者。

屋根裏でドタドタと駆け回る音や、ウーウー唸り声を上げます。

安全な隠れ家として屋根裏を使い、繁殖してしまうことも。

5:コウモリ


コウモリは飛翔力に優れ、小さな隙間からも屋根裏へ侵入します。

カサカサと羽ばたく音や、キュルルル、ピーピーといった鳴き声が特徴。

昼行性ではないため、日中は屋根裏で休んでいることが多いです。

このように、屋根裏には様々な害獣が潜んでいる可能性があります。

早期発見と適切な対処が、被害を食い止める鍵となるのです。

□屋根裏の害獣を安全に対処する方法

屋根裏の害獣に気付いたら、速やかな対処が肝心です。

ただし、ハクビシンやイタチなど、一部の野生動物は鳥獣保護法で保護されており、個人での捕獲や駆除は禁止されています。

自治体の許可を得ずに行えば、法律違反となる可能性もあるのです。

そこで、家庭でできる対処法を見ていきましょう。

1:忌避剤の使用


ホームセンターなどで購入できる忌避剤を、屋根裏に設置する方法です。

燻煙タイプ、固形タイプ、超音波タイプなど、様々な種類がありますが、万能ではありません。

効果が一時的だったり、全く効かなかったりすることも。

根本的な解決にはつながりにくいのが難点です。

2:侵入口の封鎖


害獣が出入りしている隙間を見つけ、塞ぐことで屋根裏への侵入を防ぐ方法。

金網や木材などで補修しますが、プロの目から見ると不完全なことが多く、再侵入のリスクが残ります。

また、すでに屋根裏で子育てをしている場合、親子を閉じ込めてしまう危険性もあるのです。

3:害獣駆除業者への依頼


最も確実なのは、プロの力を借りること。

害獣駆除のプロは、豊富な知識と経験を持ち、それぞれの害獣に合わせた的確な方法で対処してくれます。

また、消毒や殺虫処理といったアフターケアや、再発防止策なども提案してくれるため、抜本的な解決になります。

◻︎まとめ

そこで本記事では、屋根裏の怪しい音の正体と、その対処法について解説しました。
何か質問等あれば、いつでもご相談ください。

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